善しヘッドな放射カーレース

帰れなくなって突然の初めての車中泊デビュー

それは忘れもしない、初めての新車をお迎えして、初めての遠出をした時の事です。
季節はGW、当日住んでいた関東は天気にも恵まれ、半袖短パンで軽い気持ちで黒部ダムに向かったのです。

そうしたら驚くことに、道路には雪が残っており、更には寒いじゃありませんか!
しかしこの日は時間的にも長距離ドライブ的にも、車の中で寝ることにしたのです。
何の装備もない、ただの軽自動車。車内は寒く、吐く息は白く、寝るに寝られません。
しかし無理に運転するには、もう眠気の方が勝ってしまい、このまま凍死しちゃうかも…と思いながら、夜を明かしました。

翌朝無事生きて目覚められましたが、昨日の突然の車中泊に、もう思わず笑っちゃいました。
翌日は現地で美味しいものも頂き、黒部ダムも見学し、早めに帰路につきました。
そしてここから、今流行りの車中泊にハマってしまい、今では休前日の夜にどこかに出掛けては車中泊を楽しんでいます。

ちなみに、あの日以来、車内には常に毛布と歯磨きセット等、簡単な旅道具一式を積んでいます。

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テーマの著者 Anders Norén